理事長挨拶
NIFSスポーツクラブ 理事長
金久 博昭
NIFSスポーツクラブは、鹿屋市を中心とした、鹿児島県の人達のスポーツ活動・健康づくりを促進することを目的に、2006年に鹿屋体育大学のスポーツ施設を活動の拠点とする総合型地域スポーツクラブとして設立され、スポーツや運動の実践を通して、ジュニア層の運動能力の向上やシニア層の体力・健康づくりに貢献しています。
人のからだと機能は、年齢や性別に関係なく、規則性をもって運動を実践することで、より正常な状態に保つことができます。また、発育期の子どもたちにとって、定期的なスポーツ活動の実践は、俊敏な身のこなしや洗練されたからだの動かし方を身につけるうえで非常に有効であり、アスリートとして大成する、あるいは生涯を通してスポーツに親しみ、健康で活動的な人生を送るための大事な基礎づくりになります。
2020年以降に本格化したコロナ禍は、スポーツを「する」「みる」「ささえる」のすべての面に多大な影響を与えました。またコロナ禍に伴う生活習慣の変化は、年齢に関係なく体力の低下をもたらし、多くの人が体重の増加を経験しています。さらに高齢者の方にとっては、活動範囲や他者とのコミュニケーションの機会の減少などによる、認知機能の低下も懸念されています。このようなコロナ禍の影響は、改めてスポーツの持つ価値や定期的な運動実践の大切さを改めて浮き彫り彫りしたといえるでしょう。
NIFSスポーツクラブは、鹿屋体育大学のスポーツ施設と科学的エビデンスに基づく専門的知識を活用し、安心で安全なスポーツ・健康づくりを定期的に実践する機会を提供しています。
皆さん、是非、NIFSスポーツクラブでのスポーツ・健康づくりの実践を通して、明るく、活力に満ちたライフスタイルを築きましょう。
活動趣旨・目的
NIFSスポーツクラブの目的
昨今、現代の日本社会においては少子高齢化の進展、各年齢層における体力や運動能力の低下、それに伴う生活習慣病などの健康上の問題による医療費の増大、地域コミュニケーションの希薄化による地域教育力の低下など、多くの社会的問題が顕在化してきています。また、日常生活におけるスポーツや運動する機会が極めて少ない環境にあり、子どもから高齢者に至る日本人の体力低下が様々な研究結果によって報告されています。
そこで、本クラブは、地域住民の方々に対して、鹿屋体育大学を基盤とする総合型地域スポーツクラブとして、知的資源と物的資源を有効に活用することにより専門的なスポーツ環境の提供を行い、地域スポーツの振興を寄与するとともに、地域住民が自発的にスポーツを楽しみ各自の技術レベルやニーズに応じた健康・体力の維持増進を図れることを目的に、平成18年2月に任意団体の総合型地域スポーツクラブを設立し、クラブの信頼性・透明性、社会的責務を高めるとともに、組織としての安定を図るために、平成24年10月に法人格を取得しました。
◆本クラブは次の活動を展開します。
- 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
- 子どもの健全育成を図る活動
- まちづくりの推進を図る活動
- 全各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
◆上記の活動を展開するため、次の事業を行います。
- スポーツ教室及びスポーツ大会等の開催事業
- スポーツや健康に関するセミナーや研修会等の開催事業
- スポーツに関する指導者及びスポーツボランティアの育成事業
- その他、この法人の目的を達成するための必要な事業
クラブ定款(PDF)
施設一覧
総合型地域スポーツクラブとは
総合型地域スポーツクラブとは、地域において、子供から高齢者まで様々なスポーツを愛好する人々が参加できる総合的なスポーツクラブのことで、次のような特徴を有しています。
- 複数の種目が用意されている。
- 子供から高齢者まで、初心者からトップレベルの競技者まで、地域の誰もが年齢、興味、関心、技術、技能レベルなどに応じて、いつまでも活動できる。
- 活動の拠点となる施設及びクラブハウスがあり、定期的・継続的なスポーツ活動を行うことができる。
- 質の高い指導者の下、個々のスポーツニーズに応じたスポーツ指導ができる。
- 以上のことについて、地域住民が主体的に運営する。